今回は従来の切符と、QRコード切符の2種類の切符について紹介します。
2種類の切符の違いを知ることができますよ。
切符がQRコード切符に置き換わる?
切符がQRコード切符に置き換わるのはご存知でしょうか?
現在使われている切符は「磁気付き切符」と言うもので、切符の裏側に金属を含んだ磁気が付いているもの。
切符に金属が含まれていたとは驚きですよね。
切符に金属が含まれていたなんて
知りませんでした。
↑写真の切符は今はなき急行券です。切符の表側と裏側で色が異なります。
これは切符の裏側に鉄粉が塗られていて加工された結果、黒くなるからです
磁気付き切符をQRコード切符に置き換える鉄道会社はJR東日本など首都圏で運行する鉄道8社です。
(JR東日本、京成電鉄、京急電鉄、新京成電鉄、西武鉄道、東武鉄道、東京モノレール、北総鉄道)
QRコード切符を初めて導入したゆいモノレール
なお、首都圏の鉄道会社がQRコード切符を導入する10年も前から既に導入した鉄道会社があります。
それは沖縄のゆいモノレールです。日本の鉄道会社で初めてQRコード切符を導入しています。
ゆいモノレールがQRコード切符を導入した理由は沖縄県の気候が関係していました。
沖縄県は本州よりも気候が温暖であることから、汗で紙切符が湿りやすいのでした。
その結果、紙切符が改札機に詰まることが度々起きたのです。
ゆいモノレールが一番最初にQRコード切符を導入した経緯にはそうした問題が絡んでいたのですね。
QRコード切符に変わる理由
現在使われている磁気付き切符は裏側に金属を含んでいます。
そのためリサイクルが難しいのです。
環境に対する不可を減らす狙いがあるほか、改札機に切符が詰まるなどの不具合の解消にもつながるとのこと。
QRコード切符は機械にかざす
磁気付き切符は改札機に投入する方式でしたが、QRコード切符はかざす方式に変わります。
使用済みのQRコード切符はどうやって回収するのかということですが、回収箱を設置して回収するとのこと。
切符を回収箱に入れずに、ポイ捨てする人が増えそうなのが懸念点なのかなと思います
磁気付き切符に対する愛着
長年において親しまれてきた磁気付き切符。徐々にその役目を終えようとしています。
私自身、磁気付き切符に愛着があり、寂しさを感じています。
QRコード方式に生まれ変わるその瞬間まで、見届けたいと思っています。
首都圏ネットワーク
https://www.nhk.or.jp
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