中村優斗選手が全国大会未経験なのは本当?大学で球速が大幅向上

野球選手
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現在、愛知工業大学硬式野球部に所属している中村優斗選手。(以下中村選手に省略)
中村選手は最速159キロを記録する剛腕ピッチャーで、奪三振率も非常に高いです。

2024年3月に開催された欧州代表との強化試合では、侍ジャパンの一員として華々しく侍デビューしました。

強化試合では一試合にリリーフとして登板し、最速157キロを記録。

7球投げた直球は全て150キロを超えるなど、圧巻の投球を見せ、一回を見事パーフェクトに抑えました。

侍ジャパンのメンバーに選ばれるほどの実力がありながら、じつは一度も全国大会に出場した経験がないのだそうです。

不思議ですよね。

そこで今回はプロ注目の最速159キロ右腕中村選手について紹介します。


中村選手について気になる方は最後までご覧ください。

よろしくお願いいたします。

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プロフィール

  • 名前: 中村優斗(なかむらゆうと)
  • 生年月日: 2003年2月8日 21歳
  • 血液型: O型
  • 身長: 176cm
  • 体重: 82㎏
  • 出身地: 長崎県
  • 出身高校:長崎県立諫早農業高等学校 
  • 右投げ右打ち
  • ポジション: 投手
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中村優斗選手が全国大会実経験は本当?

冒頭でもお伝えしましたが、中村選手は以外にも全国大会は未経験です。

県立諫早農業高校時代の県大会の最高成績は8強止まり。全国選手権大会の出場もありません。

その後愛知工業大学に進学し、そこから中村選手はメキメキと頭角を表します。

大学入学時には最速145キロだった球速が、最終学年である4年時に159キロを記録するまでになったのです。159キロを記録したのは2024年5月6日、リーグ戦でのリリーフ登板時に記録

実に14キロの球速アップを実現したことになります。

しかし中村選手が在籍していながら、愛工大硬式野球部はリーグ優勝から遠ざかっているのが現状です。

そのため中村選手はプロ注目選手でありながら、全国的には無名だったのです。

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中村優斗選手の球速が大幅に向上した理由

中村選手が大学4年間で球速が14キロもアップしたと、先ほどお伝えしましたね。

なぜここまで球速を伸ばすことに成功したのでしょうか。

その理由は中村選手が練習の虫であることも関係しています。

特にウエイトトレーニングを重点的に取り組んでいるそうです。

下記のデータは中村選手のウエイトトレーニングのメニュー表。

◇ベンチプレス 入学時:50kg→現在:110kg…肩や腕、背中の筋肉などを鍛える
 ◇スクワット 入学時:120kg→現在:200kg…太ももの表裏、臀部などを鍛える
 ◇デッドリフト 入学時:120kg→現在:230kg…背中、臀部、ハムストリングスなどを鍛える
とフィジカル面を徹底的に強化。

「今の自分があるのは愛知工業大学の環境のおかげ」侍ジャパン選出のドラ1候補!最速157km右腕・中村優斗の成長過程を振り返る~リーグ目標は全試合完封~https://plus.chunichi.co.jp/

引用

中村選手の球速アップは日々の地道なトレーニングの成果の表れといえるでしょう。

環境にも恵まれていると、中村選手自身が語っていました。

練習の虫である中村選手にフィットした環境も、彼の成長を後押ししたのですね。

同じくプロ注目の最速157キロ右腕篠木投手の記事はこちらから

篠木健太郎選手の好きな野球選手は誰?ワインドアップが特徴的な最速157キロ右腕

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ストロングポイントは制球力?

中村選手は剛腕投手です。筆者である私もそのように捉えていました。

しかし中村選手は自分自身のことを以下のように捉えているようです。

ストロングポイントを最速157kmのストレートではなく、“制球力”と力を込める中村。


1年春から3年秋までのリーグ戦では210回1/3を投げ、与四球は43。

9イニングス平均で何個四球を出したかという与四球率は1.84個。

それは一般的に2.00個以内であれば抜群の制球力と言われる。

参考までにプロ通算200勝以上または250セーブ以上を挙げた投手が入会できる“名球会”入りした投手の与四球率を紹介したい。


「精密機械」と呼ばれ、阪神タイガースなどで通算320勝の小山正明さん、

そして西鉄ライオンズなどで276勝を挙げ、中日ドラゴンズでも一軍投手コーチを務めた「針の穴を通すコントロール」と言われた稲尾和久さん(西鉄ライオンズ)が共に1.80個。

中村のその数字は往年の名投手と比較しても一流と呼べる数字だ。

その要因については、「小学校4年から投手を始めました。

父が自宅の庭に16mのマウンドを作って、『ストライクゾーンに投げろ!』とピッチング練習をしていました。

父の機嫌を良くするために頑張りましたが、当時は嫌々でした(笑)。

でも、それがあるから今の制球力があります」と苦笑う。


話が遠回りしたが、幼少期の哲也さんの熱心な指導が中村の基礎をつくったことが分かる。


小学6年時にはその制球力を武器にチームを県3位に導く。

「今の自分があるのは愛知工業大学の環境のおかげ」侍ジャパン選出のドラ1候補!最速157km右腕・中村優斗の成長過程を振り返る~リーグ目標は全試合完封~

以上3ヶ所の記事はいずれも同じ記事から引用

中村選手が制球力に優れているピッチャーだとは以外でしたね。
往年の名投手とも肩を並べていますから、かなりすごいことだと思います。

159キロの速球を持っていながら、コントロールも抜群だと相手打者が手も足も出ないのは、無理もありません。

非常に完成度の高いピッチャーだということが分かりましたね。

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中村優斗選手は大学在籍中故障知らず

大学で約4年間、大きな故障をすることもなくローテーを守り続けたのも中村選手が大幅に成長した要因といえるでしょう。

高校生の時点でプロ入りできるほどの実力を持った選手が大学時代に故障して、その後伸び悩んだという事例も珍しくはありません。
故障により、その後の野球人生を狂わせてしまうのはとても残念なことだと思います。

中村選手は体が頑丈なのかもしれません。

また出身高校は県立諫早農業高校ですが、全国的には無名で甲子園出場もありません。

そのため高校時代に肩や肘を酷使していないのも、故障しない要因なのかもしれません。


これからも怪我無く野球を続けていってほしいですね。

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中村優斗選手まとめ

今回は愛知工業大学硬式野球部に所属している中村優斗選手について紹介しました。

159キロの剛速球が一番の魅力...ではなく、実は制球力を武器にしているピッチャーだということが分かりましたね。

これだけ完成度の高いピッチャーですから、今年のドラフト会議では一体何球団が指名するのでしょうか。

非常に注目です。
プロ入り後どのような投手に成長していくのか楽しみですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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